2013年03月14日

『パンツを干すなら家の中に干せ』






現場に行った。



物干し竿にパンツが干してあった。


棟梁は仕事はせず、干してあったパンツばかり見ていた。



今日は風が強い。



物干し竿に干してあったパンツが飛ばされ、ぼくのところへ飛んできた。




棟梁がうれしそうにわざわざ拾いにきて、ぼくに届けてくるように言った。



ぼくは、テレビドアホンを鳴らし



『パンツが飛ばされましたから持ってきました〜』って言うと、家主さんから 『うちにこんなパンツを履く奴はいない』って言われた。






結局、どこの誰のものかわからないパンツを、ぼくは、棟梁の軽トラックに乗せて黙って帰ってきた。
















Posted by からまんぼう at 15:59│Comments(0)
 
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『パンツを干すなら家の中に干せ』
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