2013年03月25日

『クレーム処理』







引き渡し前日、床にキズがあると家主に言われきれいに貼ってある床を再度剥ぎ取り新しいものと交換する。何ヵ所もあるうちのごくごく僅かなキズのひとつ。キズもいろいろあると思うが実際見ると言われないとわからないくらいの小さなへこみだった。




ここで確認。キズがあって貼り替えることはなにも問題はない。ただ、なぜ、うちの販売店が三度も四度も立ち会う必要があるのだろう。工務店から頼まれた品物を届けただけなのに。運んだのは、自社で作ってるオリジナル商品ではなく、梱包されたメーカーの床材。この場合、工務店とメーカーのやりとりになると思うんだが。こんなのを突き止めていくとキリがない。家主は家中の至る所を見て回り気にいらないところだらけと言う。




僕が言いたいのは、頼まれた品物を届けただけ。




こうなれば、工務店と担当した大工とメーカーはなんとかしてうまく、潜り抜けるしかない。




うちの担当者が『うちが納めたんだから』って責任を感じているらしい。気持ちはよくわかる。でも、施工もしていない。きれいに梱包されたものを届けただけ。ならば、特におおきな問題でないと思う。



思うのは、工務店に迷惑をかけてしまったこと。信頼を失ってしまうこと。とにかく申し訳ない気持ちで一杯。だからいてもたってもいられない。





このおおきな背中にはおおくの人が集ってくる。




僕もこんなことができる男になりたいと思う。














Posted by からまんぼう at 11:55│Comments(0)
 
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